パニッシャー:ウォー・ゾーン

 アクション映画としてはいまひとつカタルシスに欠けるものの、評判どおりのブルータルな人体破壊描写のてんこ盛りには満足。ひさしぶりにダグ・ハッチソンの変態演技が全開だったのもよかったです(食人シーンは「Xファイル」ファンへのサービスか?)。車やバイクに頼らず、基本徒歩で移動するパニッシャー像には軽い衝撃が。
 それにしてもこのシリーズですら、9.11とイラク戦争の影から逃れられないんだねえ。