気になるDVDの話

 6月21日に東映から石井輝男深作欣二のギャング映画が5本出るそうです。深作作品は「ギャング対Gメン」「ギャング同盟」、石井作品は「ギャング対ギャング」「暗黒街の顔役 十一人のギャング」そして「恋と太陽とギャング」。id:mash1966さん、よかったですね!
http://www.allcinema.net/prog/softcalendar.php?sYear=2009&sMonth=06&frmSoftCategory=#2
 あと4月に紀伊国屋もとうとう廉価版DVD出すみたいなんですが、「ホテル・ニューハンプシャー」や「悪魔のシスター」「メドゥーサ・タッチ/恐怖の魔力」「フェイド TO ブラック」「スネーク・アイズ」(アベルフェラーラの方)が2400円というのはまだしも、サミュエル・フラーやアルトマンの作品は3000円という強気の価格。たしかにBOX買うよりは安いんですけど…(案の定ブニュエルもバラ売り)。
http://www.dvdcatalog.jp/jplist/jplist_04_2009_indx.shtml#apr(リンク先の下のほう)
 ちなみに個人的なオススメは「メドゥーサ・タッチ/恐怖の魔力」。英国製本格ミステリドラマ+70年代オカルト映画+70年代パニック映画と、物語がどんどん予想外かつ恐ろしい方向へ転がってゆく傑作です。真魚八重子さん曰く「『叫』の男性版だと思う」。なるほど。

 原作はピーター・ヴァン・グリーナウェイというどこかで聞いたような名前のミステリ作家なんですが、いま見たらAmazonマーケットプレイスですごい値段がついてる…。

Medusa Touch

Medusa Touch

 とりあえずお金のないぼくは、脳みそ怪物がコマ撮り特撮で暴れまわる50年代SF「顔のない悪魔」を買おうと思います。
顔のない悪魔 [DVD]

顔のない悪魔 [DVD]